xjr1300 への思い
実はここ最近、先立つものがあるわけじゃないのに、バイク変えたいなって思ったりしていた。
乗ってしまえば不満なんて微塵もない。何が不満か。それは見た目。
もうすぐハタチなんだよね私のxjr1300 は。
エンジンの塗装はハゲてしまっていて、特にフロント側。これまで走り続けた証といえばそうだけど、マジマジみていると、結構なハゲっぷり。キレイなエンジンを見ると羨ましくなる。
あとマフラー。前のオーナーが縁石かなんかに乗り上げたのだろうその傷と凹み。見えない部分ではあるけど、たまに見えたりもするし‥直したい。
フロントフォークも磨ききれずに中途半端だし。
ただ。乗っている感じ。音。この辺りは申し分ない。ふかしたときの弾けるようなバンッていう音はインジェクションでは出ない音。回した時の高音。これも空冷ならではのもの。もう新車ではもちろん乗れないし。中古じゃまあまああるけど、いずれ消えゆくよね。希少価値だなんて事言いたくないけど、次乗りたくなっても、その時はもう乗れなくなるかもとは思う。
この令和の時代に空冷で、しかもキャブレター制御の乗り物に乗ってるっていう、ある意味で優越感も感じる。アナログにアナログを重ねたようなバイクで走る。なんだかいいじゃないか。
じゃあ、見た目をファインチューンする?
見た目を好みの仕様にすると、まあ高い金額がかかる。買った時の金額を超えるかも。
果たして、本人(xjr1300 )には失礼だが(笑)その金をかける価値があるのか。
それならいっそのこと‥買い替えもアリ?
などと考えるようになった。
それが。今日、オイル交換、オイルエレメント交換、エアクリーナの交換を行った。
オイル交換は慣れたもので。エレメントの交換は2回目。2回目だけあって、自分なりにとてもスムーズに出来た。エアクリーナの交換は初めてだったけど、難なくできて。こいつが私の元へ来てから1年と少し。徐々にメンテナンス出来ることが増えてきて、不器用な私でも、こいつのことなら多少触れるということが嬉しくて。人によってはなんて事ない作業なのかもしれないけど、自分で出来るということが本当に嬉しくて。これからさらに出来ることが増えるかもしれない。こいつにしてやれることが、もっと増えて、今までやってきた作業の精度もさらに上がったりしたら、それは本当にかけがえの無い事で。ツーリングに行くのと同じぐらいの思い出になるのだろうと。
でも、バイクを買い替えたら、またそれはリセットされて、積み上げてきたものが全てではないにしろ少し崩れるわけで。せっかく積み上げてきたものが。
そんな風に考えたら、手放すことがもったいない気がしてきて。
少しでもこいつに長く乗れるように金を使った方がいいのかな。
って、そんな金ないでしょ😅って、根本からリセットさせて、終わりにしたいとおもいます♪