Wanpaku Magma's Blog

愛車と写真。たまに仕事の事を綴ります。

マーヴェリックの愛車をみてみたくて

2024.1

 

神戸まで行ってきました。

クルマで高速をひた走り、7時間ぐらいで到着。

 

神戸海洋博物館という、川崎重工業の博物館の中にある、カワサキワールド。

そのなかにどうやらあのマシンが置いてあるらしい。

妙にそわそわして、落ち着かなくて、初めて会う女子との待ち合わせ場所に向かっているような。よくわからん感覚に陥っていた。

その場所に行くまでに、博物館内の主に船舶の模型を見学。川崎重工っていう会社は船舶から始まってんだね。精密な模型が多く見入ってしまった。そこから、カワサキワールドへ。

川崎のマークの由来から、歴代社長、航空機、Kawasakiの産業が所狭しと展示されていた。

そして2輪ブースへ。

まず、H2カーボンやらZ1が展示してあって、真っ先にGPZを見に行きたいのに、恥ずかしいのか何なのか、ほんとによく分からない感覚で、それらのバイクの展示をゆっくり見て、写真など撮ってみたり…。GPZさえ見れればいいのに、すぐそこにいるのに、なんだか見に行きづらくて、あの感覚はいったいなんだったんだろう。すぐそこにいたんだよ本当に。

 

そしてあらわれた。

 

こいつが幼き頃ブラウン管の向こう側にいた、後にGPZ900Rニンジャと知ることになるあのバイクか。

本当に、本当に実物(?)を見ることが出来た。

 

 

 

通路路進んでいくと、左前方の視界に入ってきた、念願の、念願のマーヴェリックの愛車。

 

 

初めてVHSで見たトップガンの主人公、トム・クルーズが乗っていた、あのカッコいいバイク。幼年期から思春期になるにつれ、あの角目のバイクを徐々に知っていった。

GPZ900っていうらしい。KAWASAKIっていうメーカーのバイクらしい。ニンジャっていうらしい。いろんな色のバリエーションがあるみたい。けっこう人気車種らしい。パーツがたくさんでているみたいだ。順不同だけど、このバイクから、他のバイクに興味が沸き、バイクというものがかっこよく目に映り、いつか乗ってみたい、となっていった。まさに私にとってのバイクの源泉。

 

そのGPZを観た瞬間。

感情が一気に溢れ出した。本当に見ることが出来た。っていう感情だろうか。感激した。あのスクリーンに映っていた、あのGPZがこんなに近くに、目の前に。レプリカかもしれないけど、30数年前にマーヴェリックが跨っていた、チャーリーと2ケツしてた、2作目ではカバーをめくって、マーヴェリックと同じように歳をとった、あのマシンが目の前に。まさか、本当に見ることができるとは思っていなかった。

 

細部にわたるまで、気のすむまでカメラで撮影。

あー、マフラーに派手な傷が…。転かしのかな…

ミラーとグリップエンドには傷がないな。交換したのかな?

 

このサイドマーカーは確か劇中ではついていなかったような。。。

 

カウルのエッジの塗装が剥がれちゃってる。カバーだけかけてこすれちゃったのかな?

 

フォークがきれいだな。交換したの?

 

あの若き日から、いままでずーっと取っておいて、大事にしてたの?

メインバイクはとっかえひっかえして、これだけはたまにエンジンかけたり、乗ったりして大事にしてたの?

 

そんなヤレ具合を見事に表現していたそのニンジャ。

 

しばらく佇む。

そうか。これが。

 

中古で買おうと思えば買えるだろうけど。俺はマーヴェリックじゃねーし(笑)

欲しいとは思わないんだけども。

 

たぶん、これはレプリカだろうとおもうんだけど。

 

でも、見に来てよかった。

 

ネットニュースでみたとき、絶対に見たいけど神戸か・・・。しかも展示は1月。バイクじゃ難しいな、いくなら車か。いやまて。神戸の次は東京にくるんじゃね?とか思ったんだけど、関東にカワサキ由来の施設ってないよね?ヨーロッパで展示されてたのも、どこだったか覚えてないけど1か所。日本でそんな何か所もまわります?という、勝手な推測だったけど、正解だった。

 

とまあ、今回神戸まで車で行ってみたわけで、このあと埼玉まで帰れるぐらいの体力がありましたが、ホテルとってあったのでホテルへ。土地勘もなく、適当に選んだ姫路は、神戸からすんごく遠くてこれが一番疲れた。

 

姫路の駅前のビジネスホテル。夜は飲み屋へ。

カウンター席に通してもらい、さてさてとメニューを見ようとしたら、目の前に焼酎の川越!!これは嬉しかった。

気の向くまま、ビール、川越、おいしいおつまみを食し。

翌日は姫路城のを散策。なかには入らず(笑)

 

高速でかえりましたとさ。

 

OB会という不思議な空間

もう、数年前の年末の話・・・

長い間放置する前の下書きに残っていた記事です。

せっかくだから、UPしようと思う。

 

先日、高校の部活のOB会があって参加してきた。

OB会といっても公式なものでは無く、OB会長が懇意にしているメンバーのみの、言ってみれば飲み会だ。その中で私は一番下で、5個上の会長と私の間の諸先輩方が10人ぐらい集まった。5年間の間だけの10名。呼ばれない代もあったりと縁遠くなってしまっている先輩方も多い。

高校時代被っている先輩は1名、私が1年の時の3年生。優しい先輩で気遣いの天才。会長とこちらの先輩、私は大学も同じなので比較的仲が良く、学生時代は大変お世話になった(いや本当にね)。
その他先輩は学年もかぶってはいないため、今となってはもはや飲み仲間といってもいいぐらいの関係だけど、なんだろ、不思議な関係性。知らないんだけど知っているというような、知らないのにやたらと親しい関係というか…。そういう関係性って、多分部活の先輩後輩のみなのでは。

その場では、年に数度の当たり前な光景でなんら不思議とは感じなかったけど、後になって、そういえばと振り返り、なんでこうも仲良く、なんの隔たりもなく接してくれて、接することができるのだろう…。本当に不思議だ。

同じ部活で、同じ空間で同じ師匠のもとで3年間。時代は違うものの、同じような経験を共にしてきたいわば同士だからなのか。

同期の仲間もそう。高校で3年間。大学では4年間。数十年生きてきた中でたったその年数だけだ。今となっては一緒にいた期間より離れてしまった期間のほうがずーっと長いのに。何年ぶりだろうが、再会すれば当時のように接することが出来る。それほど、濃い時間を共に過ごしたという事なのかな。

なんか、不思議だなあ。

ただ、こういった仲間が周りにいてくれるというのはとてもありがたくて、うれしい。そりゃ当時はおっかない先輩もいたけどさ。二度と会いたくない先輩だっているけど、それはそれでいいじゃない。

いい年末をすごしたな。

7.24 北千住モトフリークさんにて隼タイヤ交換

さていよいよ訪問日。

3時ごろの予約だったかと思う。北千住は案外近い。R4まっすぐ上って行けばついてしまう。ただ混んでるんだろうなってことで早めに出たら、その通り早めについてしまった(笑)バイクで出かけてちょっとクルマと違う所は、その場でとどまって待つことが苦手なところ。なんつったって外だから(笑)車だと車内でエアコンでテレビとか、家とまではいかないけどくつろいで待つことが出来る。できないよねバイクは…。そしたら、中から店員さんが中へどうぞと案内してくださった。夏の午後、暑すぎるからから助かった。

 

人が通るドアにバイクにまたがったまま突入(笑)なんか、悪いことしている気がしないでもない。中はタイヤの香りで満たされていた。どうやらこの方は店長。電話で話したあの店長か!1人でこのお店を営んでいるとのこと。いま飯食ってまして、店内でお待ちいただけますか?と。いやいや、こちらこそ申し訳ない!ということで待たせてもらう。

 

弁当の匂い、タイヤの匂いが入り混じって不思議な空間となる(笑)

 

お待たせしました!ということでレッツ交換!

 

今回、店長のヒアリングと予算で決定したメッツラーの紹介をしてもらう。

タイヤの説明だけでも5分か10分か。ドイツのタイヤ。内部構造に金がかかってるタイヤ。今のタイヤより全然いいと感じてもらえるはず。と。他にもいろいろ教えてもらったが、覚えているのはこの程度(笑)

 

バイクをスタンドにかける際、補助をする。ひとりだとやっぱ危ないみたいで、後ろと前、共に補助。



 

どんどんばらされていく隼。

とめどなく続く店長のお話。

 

逐一いろんな部分の説明をしてくれる。

これ、興味があるからいくらでも聞いていられるし、質問にも答えてもらえるから私自身とても楽しくていい時間だけど、興味がない人だったとしたら、堪らないだろうな…。

 

なんで隼を選んだんですか?

という質問をされた。聞かれたことがあるようでなかったこの質問。

 

当ブログ内でもたびたび登場しているアゴくんが隼の魅力に関して延々と、本当に延々と話し続けてきて、そのたびにホントスズキのバイクはデザインが独特だよね、当時XJR1300の私はヤマハが控えめながらオシャレでなんつったってエンジンが最高だろ!というヤマハ贔屓であった。隼のデザインも、なんというか、オシャレとは言い難く、独特ではあるけど、カッコいいとは思えなかったんだよね。空力を考えたフォルムに凄味は感じていたけどさ。見かけ通りのアクの強さが乗り味にも反映されているんだろうと思っていた。アゴ君は乗りやすいんだよ!と言ってはいたけどさ。誰もがだいたい自分のバイクが至高だと思っているしね。それはそれでいいし、そうあるべきで当たり前というか。そんな私がある日の深夜、湾岸上りの大井PAでみかけた闇夜に佇むブルーの隼とZX14R。

 

これは‥‥。

街灯に照らされたその車体は、妖しく艶やかで、艶めかしく…。筋肉質でありながらどこか色っぽくもあり。男性的魅力もありながらどこか滑らかな女性らしさも感じさせるような。

一瞬にして魅せられてしまった。

 

そんな状態で、たまたま冷やかしでいったバイク屋に鎮座していたもんだから買ってしまった、というのが購入に至った経緯、理由。

 

こんな長ったらしい話も余裕で聞いてくれる店長(笑)

夜のハヤブサに魅せられたんですっていう事で手短にはしたけどさ。

そしたら、夜に映えるバイクはカワサキとスズキだそう。線が太くて夜映えると。ホンダ、ヤマハは線が細くて、昼間映えると。

なんとなくわかる気がする。カワサキ、スズキは男臭いんだろうな。ホンダヤマハは女性的なスタイル。ということだろうか。

 

そんなこんなで無事に装着完了。

 

帰り道。なんだろうな。タイヤが硬いのかな。しっかりしている気がする。

空気圧を少し下げてもいいかもと店長が言っていた。

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何キロもつのかな。しばらくよろしく、メッツラー。

 

7.24 北千住モトフリークさん

以前、ネットで発見したこのお店。

黒ベースに赤文字。なんですかね。やる気にさせる組み合わせのように感じます。

タイヤ専門店。餅は餅屋ということで、幾度となくHPを覗いていた。

タイヤの種類はもちろん豊富なのだけれど、店長のブログ?が非常にマニアックで面白い。

色々読んでいくうちに、ここの店長さんにタイヤ、任せよう。間違いないでしょこれは。そう、思うようになっていった。

しかし、隼のタイヤは納車時にほぼ新品のものが付いていて、まだ溝がある状態。勿体ないから減るまで使おう。ということに。

徐々にバイクにも慣れて、自分としてはそれなりのペースで走れるようになってきたかなという頃、タイヤがなんかおかしいという感覚を覚え始めた。一瞬、ほんとうに一瞬、リアタイヤがズルゥっと滑るというか、なんというか。ザッ!っという滑り方じゃなくて、どろぉっと滑るというか。そう感じるだけで、本当に滑ってるのか定かではないし、本当に滑ってたらこけてると思う。でも、XJRの時では感じたことのないあのぬるぅっとした、何とも言えない感じ。いつの間にか倒すのが少し怖くなったりしていた。

そんな状態でも楽しいから乗り続け、交換時期がやってきた。

再びモトフリークのHPを。どうやらメールで希望を伝えて、お店が順番に対応していくみたい。人手が足らないみたいだ。これは、作業確定まで結構日数かかるかもな。別にいいけどさ。ある程度覚悟をして、メールを入れてみた。いつ返信がくるのかなーと待っていたら、数日後見慣れない番号から携帯に電話が。バリバリ仕事中なんだけども。いかにも重要な電話の雰囲気を醸し出しながら、すみません、ちょっと電話してきます!と席を外し電話に出るとやっぱりモトフリークからだった。しかも、マニック店長さん(笑)

ここからヒアリングが始まった。まるで、バイク版の問診を受けているかのような感覚に。専門店ならではの対応ではなかろうかと感心してしまう。質問もわかりやすく、私のような素人にでも充分答えられる内容だった。数々の質問に回答し、導き出された答えは‥‥

 

メッツラー M7RR

 

初めて履く銘柄。

ドイツのメーカーさんだそうだ。細かい説明は聞いたけど覚えてないし、検索すれば出てくるだろうから割愛します。

 

長くなったからいったんここで締めて、次は訪問編だな。

7.17-7.18 飯坂温泉1泊ソロツー 飯坂の夜

ホテルに到着。温泉旅館だ。

入口に俺の名前が他のお客様の名前も。テレビドラマとかで昔こういうの見た気がする。でも現実ではしばらく見ていなかったような。プライバシーとか個人情報とかあるじゃんね。大丈夫なのかな。部屋に通されると、部屋にも名前が書かれた紙が…。

 

部屋は普通の温泉旅館。畳の部屋は久しぶり。座卓があって座布団があって…。

とりあえず装備を外して荷物を解いて、エアコン強めにして体を冷やす。

とりあえず温泉に入ってみるか。ということで階段を下りて大浴場へ。天井が高くひろーい浴場の真ん中に円形の湯舟。汗を流して湯舟へ…。えぇぇぇー!!あっつい(笑)本当に笑えるぐらい熱い!!!なんだこれ!素っ裸で中腰のまま動けねえwwwうわぁぁぁぁぁー。となっていたところ、脱衣所に誰かが入ってきた!客か!?こんな無様な格好みせられっかよ!と、気合で湯に浸かる(笑)お…おぉぉ…。浸かってしまえばなんということはない…熱いけど。5分、いや…3分ぐらいで湯から上がり洗い場へ。ほんとにとんでもない熱さだった(笑)

部屋へ戻り、涼みながら周辺の飲食店を調べる。飲み屋が少ない。しかもまだあいていない。昼飯を食っていない為、とてもお腹が空いた。ホテル前にコンビニ。行くか。。。と、外を見ると雨が降っている。あー、もう少し遅かったら降られてたんだろうな。コンビニで食事と飲み物を。満腹になり、すこし居眠りをしてしまう。

ちょうどいい頃合いの時間に目覚め、目星をつけた飲み屋へ歩く。坂ばっかりじゃねーかよ‥途中足をつる(笑)やっとの思いでお目当ての居酒屋へ到着するも、無情の満席。数件回って薄暗い超ローカルな飲み屋へ。中に入ると‥刺さるような視線(笑)誰だあんた?まるで宇宙人でもみるような、店中の熱い視線が集中する。これこれwこの視線が溜まらんのよ(笑)と思いつつ、カウンターにいるママと思われるおばちゃんに空いているか尋ねると、慌てた様子で席を用意してくれる。若干感じが悪いなと思ったが、もうこちらは歩く体力は残っておらず、ここで居酒屋探索は終わりにしたいわけで。やっとのことでカウンターの一角を得ることが出来た!生ください!もー喉がカラカラ。軽くあけてもう一杯ください。また飲み干してもう一杯ください(笑)ママも、奥にいたマスターもなんだこいつは、といった表情。さて、落ち着いたところで何をつまもうかなー。と壁に貼ってあるお品書きをみていると、お通しがきて、更に頼んでもいないつまみが出てくる。ここで出てきたサバの味噌煮が、うまかった。半身じゃなくて、サバ缶みたいな切り方で、骨までいけちゃう、味も濃い目だったけど、しつこく無くて…。今まで食ったみそ煮で一番うまかった。ビールやらハイボールやら気分良くがぶ飲みして、やー気持ちよくなってきたなーというところで、マスターから話しかけられ、ママとも話し、そしてお客さん達ともお話を始めて。やっと受け入れられた感じで和やかに楽しく酒が進んでいった。マスター、ママ、そしてお客さんと、会ってから30分も経ってないのに冗談を言い合い笑い合ってる。これ、1人でローカルな居酒屋に行く理由。素性がわからない相手と話して笑い合う。少し探りながら、話を重ねていく‥これが、本当に楽しい。誰かと一緒に行くとこうはならない。

という事で、1件目終わり。来た時とは打って変わって暖かく見送ってもらう(笑)また来いよ!って言うマスターの言葉が嬉しかったな。

だいぶ歩いてきたからホテルまで遠いのなんのって。しかも酔ってるし。ホテルまで来て‥腹減ったな。飲みに出かける前に調べた感じだと、最寄りの飲食店は寿司屋。レビューがいまいちだったけど、とりあえず行ってみると、メニューが店先にある。そんな高くないな。って事で突入する。またもや刺さるような視線。カウンターへ通される。隣には小綺麗なおっさん。他、年寄り。だいぶ平均年齢が高い‥

とりあえず生を大将に頼む。刺身食いたい。と言う事で刺し盛りを頼む。

すると隣の小綺麗なおっさんから話しかけられる。

 

今日はこの辺で何かあるの?なんか若い人が結構いるんだよね!と。さっきも若い人が来ててさ!こんな年寄りしかいない店に(笑)と‥。

 

どうなんですかね?私はちょっと存じ上げないのですが‥みたいな返事を‥と、そんな感じで話していると。おっさんの手元にに目をやると、マスクが。赤いマスク。ん?オイルのメーカーのロゴだ。車好きなのかな?バイクかな?なんて思っていると、このメーカー知ってる?と。知ってますよ、オイルのメーカーさんですよね!と。あー知ってるの?俺ここの社長!

 

えええええええええ!?

 

こんな事ってあるんだ!

俺も自己紹介、仕事の内容を話し、会社名を明かす。

がっつり同じ業界という事で話が弾む弾む!

いつのまにか、お前と呼ばれて、それがなんだか自然で、心地よく感じた。社長のいろいろな考え、スタンス。いろいろ話してくれた。共感できることばかり。こういう社長もいるんだ‥勉強になるなあ。大将もどうしたどうした?とばかりに話しかけてくる。なんでいきなり来た訳の分からない大男が、初対面相手に盛り上がってんだ?といった言った具合だろう。働く業界が一緒でさあと話して今度は大将も一緒に3人で話す。寿司屋なのに誰も握りを頼まねーとか。ステーキがうまいぞとか(笑)ツッコミどころ満載のお店で笑っぱなし!楽しいー!と思いながら、なんで充実してんだよ今夜はと冷静に受け止めてる自分もいて。名刺をいただき、こっちは持っておらず、メモに会社名、会社の番号、俺の番号と書かされる。ボトルまで飲ませてもらってしまい、嬉しいことだらけ。そんなとこで、社長が帰ると。またこの地へツーリングにきなさい。ホテルはここと、指定される(笑)

社長が帰られた後は、大将と話す。社長は月の半分ぐらいここにいるらしい。海外やら全国を飛び回っているそうで、この地で疲れを癒してるとのこと。

本当にいい話をしてもらってありがたかったとか、大将ともいろいろ話すことができた。俺もそろそろ会計で。と。ちょっと待って。このボトル、お礼の印に社長に置いていきたいなと思って、値段を聞くとそこまで高くないな。って事で入れてもらう。瓶に俺の手書きでサインとお礼の言葉を。ありがとうございました、社長!

会計を済ませて帰ろうとすると、大将が出てきてくれて、バイク、気をつけろよな、飛ばすなよ?本当によ。と、やけに心配してくれた。肩を叩きながら見送ってくれた。

 

なんていい夜だったんだろう。

ありがたいことばかり。珍しくメンタル凹んでたから余計にそう感じたのだろうか。

またここにこよう?そう思える飯坂の夜だった。

7.17-7.18 飯坂温泉1泊ソロツー復路

なかなか面白い体験をした前夜。

 

大した二日酔いもなく目覚める。

温泉、入るかどうするか。もぞもぞしてたら電話が鳴る!!

朝飯は○○時でいいですか?と。なんで起きてるのがわかったんだろ。

大浴場でシャワーを浴びて出発準備を整えて10時出発。既に…暑い。

帰りは薄皮饅頭のリクエストがあったので最南端の柏屋を目指すため海沿いを走ることに。被災地です。1年ぶりかな?

飯坂から浜通り方面へ。途中山越えがあり気持ちよく走ることが出来る。

海沿いの6号をひたすら南下。途中、放射線量のメーターがあった。㏜。危険数値なのか何なのかわからず。帰宅困難地域に差し掛かる。最初、通り抜けが出来ないものだと思いUターン。もうちょっと海沿いを走って通り抜けられないかなと向かってみる。

が、この先帰宅困難地域の看板。そこでこんな場所が。

ウォールアート。

武者と現代の働く男。これから戦いに行く覚悟を決めている感じがして、とてもかっこよく見えた。道に迷った産物がこのウォールアート。迷ってよかった。こういうのがたまらなく好き。副産物で収穫したものが大きい感じ。

 

このあと、いわきの柏屋へ。

10個入り3箱を購入。まさかのバッグに入らず!!

焦った。あんまり高くすると入らない。平らにすることもできず。ということで中の荷物を抜き、薄皮饅頭をバッグへ。サンダルやら洗濯物やらはバッグの上のフラップとネットで搭載。楽勝です。

 

野田の友人宅へ渡しにいくと、別の友人宅にいるという…。予備で1箱買っておいて良かったよ。

しばらく新築のおうちで休ませてもらって。

そのまま帰路についた。

 

ソローの宿泊ツーリングは久々だったけど、ソロはソロでおもしろい。

 

何もかもが自分次第。

 

誰にも縛られずに自由に。

 

これぞバイク。

 

これぞバイク乗りの特権。

7.17-7.18 飯坂温泉1泊ソロツー往路

急遽決めた今回の1泊ツーリング。

仕事で嫌な気分になって、すこし堪えたっていうのが今回の動機。

天気が悪く、ツーリングとしては最悪なコンディションになることは承知の上で、何もかも忘れて隼の操縦にに没頭し、辛いライドの後に温泉で癒され酒で癒されようという、俺なりのメンタル回復ツーリングを計画した。(計画といっても決めたのは出発前々日の15日)

 

時間もコースもなかなか定まらず、暑いだろうから山の中がいいかな。と思うも、豪雨だなんだと東北地方は荒れているニュースが。でも海沿いは暑いよなあ…。などルートなかなか決まらず。結局、R121で山の中を走るルートを選択。南会津を抜けて猪苗代湖、磐梯吾妻ラインを越えて飯坂入りを目指す。

 

矢板だったかな?その辺りまで東北道で北上。そこからはR121でさらに北上。

雨を覚悟していたけど、小雨程度。路面はかなりのウェット。少し前まで降っていたのかな。降らないといいけど、予報だと福島県に入ったあたりでカッパ装備かなといった具合。ウェット路面をここまで長い時間走るのは初。タイヤもほぼほぼ終わっているので若干緊張しながらの走行となる。しっかり減速して、ラインとマンホールなどに注意。ヤバっとなる場面には幸い遭遇せずに済んだ。よかったよかった。北上するにつれて路面も乾き、太陽もちらほら出たり隠れたり。猪苗代へ差し掛かった時にはすでに青空。でっかいもくもくとした白い雲がきれいに浮かんでいた。白い雲と青空の境目がくっきり。夏の空。猪苗代湖を左手に見ながら走行。前にはマスツーと思われる2台。遅くもなく速くもなく、しばし3台でのマスツーとなる。湖面がキラキラしてて本当にキレイ。たまに見える湖面、透き通っている!きれいな水なんだなー!入ったら気持ちよさそうだ。

猪苗代湖に別れを告げて、再び山間部へ。往路ハイライトとなろう磐梯吾妻スカイライン。荒れた荒野を走り抜けよう。この時点でかなりの空腹。もう昼時なんだけど、1人だとどうも飲食店に立ち寄るのが億劫に。山間部へ入るとさらに店なんてあるわけもなく。この先あるのは浄土平のレストハウス。以前来た時に、ここでおいしいおこわと、燻製卵を食ったことがある。今日もあるのだろうか。すごくおいしかったんだよなあれ。そう考えるともう口がおこわになるわけで。

到着してそそくさと装備を外しそそくさと施設内へ。

 

ない。

おこわが売ってない。

 

やっぱりなかったか。食堂はすごい混んでる。テンションダダ下がり。

入り口で売っているさつまいもを。

楽しげなおばちゃんが、体格に見合った芋をえらぶよー!となかなか面白いことを言ってくださり、大物をゲット(笑)これがまたうめえ。甘くて。なにこれ?すげーうまいな。が、空腹はみたされず、さっさと山を下りてコンビニかファストフード店へ行こうとなる。

 

磐梯吾妻スカイライン

次はもう少し真面目に撮影します(笑)腹減っててさっさと下りたかった。

 

山を下りて、ここからは平地を温泉街まで。

あー腹減った。もうこれしか考えておらず。やたらの桃農園、桃の直売所が目立つ。すげー、またあった、まただ!ここにも!!

ファストフード店はおろか、コンビニも見当たらずどんどん宿への距離が縮まっていく。なんだかんだ快晴で、雨予報なんてどこ吹く風。

そんなこんなで宿に到着してしまう。3時頃と言っていたのに、到着が2時少し前(笑)

なんとか旅館に辿り着き、往路完結。