2024.1
神戸まで行ってきました。
クルマで高速をひた走り、7時間ぐらいで到着。
神戸海洋博物館という、川崎重工業の博物館の中にある、カワサキワールド。
そのなかにどうやらあのマシンが置いてあるらしい。
妙にそわそわして、落ち着かなくて、初めて会う女子との待ち合わせ場所に向かっているような。よくわからん感覚に陥っていた。
その場所に行くまでに、博物館内の主に船舶の模型を見学。川崎重工っていう会社は船舶から始まってんだね。精密な模型が多く見入ってしまった。そこから、カワサキワールドへ。
川崎のマークの由来から、歴代社長、航空機、Kawasakiの産業が所狭しと展示されていた。
そして2輪ブースへ。
まず、H2カーボンやらZ1が展示してあって、真っ先にGPZを見に行きたいのに、恥ずかしいのか何なのか、ほんとによく分からない感覚で、それらのバイクの展示をゆっくり見て、写真など撮ってみたり…。GPZさえ見れればいいのに、すぐそこにいるのに、なんだか見に行きづらくて、あの感覚はいったいなんだったんだろう。すぐそこにいたんだよ本当に。
そしてあらわれた。
こいつが幼き頃ブラウン管の向こう側にいた、後にGPZ900Rニンジャと知ることになるあのバイクか。
本当に、本当に実物(?)を見ることが出来た。
通路路進んでいくと、左前方の視界に入ってきた、念願の、念願のマーヴェリックの愛車。
初めてVHSで見たトップガンの主人公、トム・クルーズが乗っていた、あのカッコいいバイク。幼年期から思春期になるにつれ、あの角目のバイクを徐々に知っていった。
GPZ900っていうらしい。KAWASAKIっていうメーカーのバイクらしい。ニンジャっていうらしい。いろんな色のバリエーションがあるみたい。けっこう人気車種らしい。パーツがたくさんでているみたいだ。順不同だけど、このバイクから、他のバイクに興味が沸き、バイクというものがかっこよく目に映り、いつか乗ってみたい、となっていった。まさに私にとってのバイクの源泉。
そのGPZを観た瞬間。
感情が一気に溢れ出した。本当に見ることが出来た。っていう感情だろうか。感激した。あのスクリーンに映っていた、あのGPZがこんなに近くに、目の前に。レプリカかもしれないけど、30数年前にマーヴェリックが跨っていた、チャーリーと2ケツしてた、2作目ではカバーをめくって、マーヴェリックと同じように歳をとった、あのマシンが目の前に。まさか、本当に見ることができるとは思っていなかった。
細部にわたるまで、気のすむまでカメラで撮影。
あー、マフラーに派手な傷が…。転かしのかな…
ミラーとグリップエンドには傷がないな。交換したのかな?
このサイドマーカーは確か劇中ではついていなかったような。。。
カウルのエッジの塗装が剥がれちゃってる。カバーだけかけてこすれちゃったのかな?
フォークがきれいだな。交換したの?
あの若き日から、いままでずーっと取っておいて、大事にしてたの?
メインバイクはとっかえひっかえして、これだけはたまにエンジンかけたり、乗ったりして大事にしてたの?
そんなヤレ具合を見事に表現していたそのニンジャ。
しばらく佇む。
そうか。これが。
中古で買おうと思えば買えるだろうけど。俺はマーヴェリックじゃねーし(笑)
欲しいとは思わないんだけども。
たぶん、これはレプリカだろうとおもうんだけど。
でも、見に来てよかった。
ネットニュースでみたとき、絶対に見たいけど神戸か・・・。しかも展示は1月。バイクじゃ難しいな、いくなら車か。いやまて。神戸の次は東京にくるんじゃね?とか思ったんだけど、関東にカワサキ由来の施設ってないよね?ヨーロッパで展示されてたのも、どこだったか覚えてないけど1か所。日本でそんな何か所もまわります?という、勝手な推測だったけど、正解だった。
とまあ、今回神戸まで車で行ってみたわけで、このあと埼玉まで帰れるぐらいの体力がありましたが、ホテルとってあったのでホテルへ。土地勘もなく、適当に選んだ姫路は、神戸からすんごく遠くてこれが一番疲れた。
姫路の駅前のビジネスホテル。夜は飲み屋へ。
カウンター席に通してもらい、さてさてとメニューを見ようとしたら、目の前に焼酎の川越!!これは嬉しかった。
気の向くまま、ビール、川越、おいしいおつまみを食し。
翌日は姫路城のを散策。なかには入らず(笑)
高速でかえりましたとさ。