普通自動二輪免許取得
去る平成28年4月。中型バイクの免許を無事取得いたしました。
ずいぶんとご無沙汰しております。
何か月ぶりの更新でしょうか?
いつもの事なのできにしないでください。
そう、取得したのです。バイクの免許。
はるか昔、幼いころ、近所のおっさんがバイクに乗っていた。
道路で走っているバイクはよく見ていたけど、止まっているバイクに近づく事なんてなかなかできなかった。
おぼろげな記憶ですが、私はそのおじさんが乗って帰ってきたバイクに近づき、マフラーを触って火傷したんですな(笑)3歳位だと思います。
当時からタイヤがついていて、エンジンが付いている物が好きでした。キャタピラが付いているものも好きでした。人が乗って、操縦してその通りに動くものならなんでも好きでした。
バイクだって、好きだったのでしょう。
そこから、タイヤが付いていて思い通りに操縦できる乗り物を手に入れる事が出来る。
そう。自転車(笑)
朝から晩まで飽きる事無く乗り回していた記憶があります。
そして、大人になり。
大学部活を引退し、寮からでて、華の留年生活がスタート。
部活している最中は教習所すら通えなかったので、教習所に通う事に。
そこで、足が欲しくて原付の免許を取りに。
一発で当然受かり、原付を入手。人生初のエンジン付の乗り物!
その原付ではいろいろなとこへ行った。
さいたま市から、世田谷のキャンパスまで雨でも通った。
ツーリングと称し筑波山まで行った。
もちろん、教習所にも通った。
世田谷までの走行は危険極まりなかったが、いくつかのルート。原付でしか通らないだろうルートを発見してみたりした。いまでもたまにクルマで通ってみたり。
なにより、エンジンがついていて、思い通りに走って曲がって止まってくれるその原付が大好きだった。
そして、教習所に通うにあたり、普通自動二輪の免許も同時に取得しようと思った。
その時、可能であれば車、バイク、取得できる免許は全て取得していろいろ乗ってみたいと考えていた。
しかし、バイクの教習を受けるには、装備がある程度必要になるとのこと。
なぜか、そこで断念。ブーツとか、非常にうっとおしいと感じてしまった。
クルマの事で頭いっぱいになったのだと思う。
そして、10数年が経ち。
突然、教習所に行こうと思った。
休日にやる事もなく。暇でなにか勉強したいなとか思った。
そこで、バイクの免許取得を思いついた。
教習車はHONDA CB400SF。ブルーの車体。
初めて触った時は感動した。
倒した車体を起こしたり、押して歩いたり。
重い事は重いけど大したことないなと思っていた。
20キロ30キロのスピードでも、風が心地よかった。
知らない世界だった。
けど、原付とは違って思い通りに曲がるというのはこんなに難しいモノかともおもった。
が、思い通りに曲がれると最高だった。
本も買って読んだりもした。
教官が教えてくれないようなことが書いてあったり、教官が言っている事への理解が深まったりして、すごく楽しかった。
今思うと、なんて充実した時間を過ごせていたのだろうとおもう。
そして、検定の日。
自分でもびっくりするぐらい緊張していて、11人検定するなかで、10番目となる。
ずーっと緊張した時間が過ぎていき、ついに自分の番。
本当に緊張してしまい。
失敗の連続。
バイクの操縦は、ほんとうにメンタルな部分が顕著に表れる。
1速だと思っていたのが2速だったり。
急制動ですごいスピード出したり。
得意だった1本橋がうまくいかなかったりと。
散々な状態だった。
完全に落ちたなと。
結果がでるまで落ち込んで待っていた。
電光掲示板で合格者は受験番号が点灯する仕組みとなっていたのだが、なんと、2~11番まで全点灯。不合格は1番のみという結果。
え。おれ、受かってる(笑)
という形で合格となってしまったわけだ。
あの充実した日々は終わってしまって、今後はバイクを入手しなければ乗れないんだなあと、ちょっと残念な気持ちにさえなってしまった。
とまあ、そんなこんなで今年の4月に無事、取得することができました。
未だにバイクは買っておりませんが、レンタルバイクなるもので意外にも充実したバイク生活を楽しんでおります。
その部分はまた後日。