RくんとSくん

私の友人でIさん。

バツイチで２人の子供を持つ女性。

少々変わった方ですが、先月末に新車が納車されたとのことでドライブに行こうということになった。

Iのお子様のRとS。

Rは中1で、Sは小4で２人とも男の子。

４人でドライブへ。

私がIたちの家へ行き、そこからどこへ行こうかと。

案の定、どこにも決まらず、Rの趣味である鉄道模型を見に行くことに。

Iは、絶対におねだりするなよ！と。

子供を相手にするというのは大変だ。

こういう、無茶なことも言わなくてはならない。

まるでダチョウ倶楽部の上島にみえた(笑)

タムタムという、コアなホビーショップへ。

新車の感触は上々だ。さすがは新車！

Rは一目散で鉄道模型がズラリとならんだコーナーへ。

どうやら所持金は600円らしい。

いったい、何が買えるのか・・・。

Sはまだ子供だなーと思わせる、かわいいコーナーへ。

私は、ラジコンコーナー、モデルガンコーナーへ。

映画でみるガンショップのように魅力的なディスプレイ。

ハンドガンからショットガンまで充実の品ぞろえだ。

Iがこちらへきた。

息子が暴れたらどれを使おうか。などと物騒な発言が飛び出す。

一発ずつ装填するライフルでは、次に発砲するまで時間がかかるから、マシンガンみたいのがいいとのこと。人に向けて撃つことはしてはいけませんのでと、念のため注意しておく・・・・。

ほどなくしてRの様子を見に鉄道コーナーへ。

その所持金じゃ、買えるものないだろう。。。

ちょっとかわいそうな気もするが、お小遣いの中でやりくりしないと、将来ダメな大人になってしまうぞ・・・。我慢も大事だ。。。

６００円で買えるものを選んだようだが・・・・数十円足らない(笑)

I、母親として、そこは注意する。

数十円だすのはこっちとしては問題ないがそもそも金が足らないものをなぜ選んだ？

そのプロセスに問題あんだろ。と。

Rはうなだれる。

ほんとうにそれ、欲しいのか？１週間経って、まだ欲しいと思う物なのか？と。

R、これはズシリと来た模様。あっけなく購入を断念。

まあ、素人目から見ても、あなたの選んだそれはいらないものだと思うんだ。

さすが母親。私だったら・・・何か買ってあげちゃっていたかも・・・・。

このやり取り。私も考えさせられるものがあった。

本当に必要なものなのか？１週間たっても欲しいと思う物なのか？

しばらくはこれを肝に銘じて、生きて行こうと思う(笑)

Rのお陰だ。

さて、そこから私のおすすめの飲食店へ向かい食事。

家族連れが多く、すごく小さな赤ちゃんを連れてきた若い夫婦。

赤ちゃんぎゃん泣き。すごい泣いてる。

あんな小さな子だ。ましてや親ならこういう場所にきてぎゃん泣きするであろうことぐらい予想できないものだろうか。それが予想出来て尚、連れてくる判断をしたのか。それとも、予想外の展開だったのだろうか。

あそこまで泣かれると正直、こちらもいい気はしない。平気な顔してるけど内心、うるせえなあ。これが正直なところだろう。同じ金額払って、なんでこんな迷惑かけられなくてはならないのか。配慮というものがあの夫婦にはないのか。別に赤ちゃんだからいいじゃん的な考えなのだろうか。

違うだろ。あくまでも赤ちゃんだから仕方ないと思うのはこちら。

赤ちゃんは母親に抱かれて外に行き、再度戻ってきたころには爆睡してた。

店内、こんな静かだったんだ・・・というぐらい。

一通り食べ終え、ごちそうさまを済ませて、家へ帰る。

それではと、私が自車に乗り込もうとすると、もう帰るの？とRとI。

トランプを４人ですることに。

ババ抜きで白熱！

４連戦する(笑)

私は子供相手に本気(笑)

勝負に大人も子供も関係ない・・・・

大人の恐ろしさをおしえてやった(笑)

時間も22：00を回ったので、そろそろ帰ろうとなると、なぜかIの肩もみをすることとなる・・・。

だいぶ良かったようだが・・・そりゃそうだろう。プロ直伝の肩もみだ。

片頭痛も治せるぐらいだ・・・。

そんなこんなで帰宅し、今に至る。

何だかんだ、あの子たちと遊ぶと楽しい。

Rも中学生になって、随分大人びた。やることはたまにガキだけど。

前に遊んだときはまだ小学生だったね。

２人とも、本当に大きくなった。

またどこか、遊びに連れて行ってあげよう。