Wanpaku Magma's Blog

愛車と写真。たまに仕事の事を綴ります。

4.26 嬬恋パノラマライン

 前回の記事からの続き。

1日のツーリングで2つ記事書くのってなかなか無い!

fjc-magma-20180529.hatenablog.com

 

 

極寒の志賀高原を駆け下り、やっと通常の気温に戻り、給油もできてさて人間側の補給だ。

腹が減った…。高原から下りてきたころにはすでに昼も回っていた。

太陽の光がとても心地よい。ぬくぬくです。スタンドでこれからのルートを確認。大まかにきめる。長野市を少し走り、群馬の吾妻、八ッ場ダムあたりを通って帰ることにする。吾妻にはCB1100の祖母の家がありそこへ寄ってから帰ろうとなる。そこは無人の古民家。山の中にある、とても静かな場所だ。

なんとなくの行先、帰るルートも決まったとことで出発。先ほどまでの極寒とは打って変わって、何度も言うが、ぬくぬくだ(笑)

さて、何を食おうかとなる。コンビニだろうが、牛丼屋だろうが、なんでも構わないとなる。ところが、なんでしょ。タイミングが合わなかったり、えぇ?ここぉ??となったりしてなかなか入れず(入らず)。そこで目に留まったカレー屋さん。ここにすっか!となりお店へ。

キレイな店内で、もともとラーメン屋だったのかなーという感じ。メニューを見ると、金沢カレーという文字が多くある。なんだ?金沢カレー?初めてきいたな金沢カレー。チキンカツがどすんと乗ったカレーをオーダー。コメの量とか、辛さとか選べるシステムは某カレー屋と一緒。少し経って出てきたチキンカツカレー。おお、うまそう!先割れスプーンで食うそれは、ルーが濃い目でほのに甘みを感じ、ほど良い辛さがとてもうまい。さらに、付け合わせなのかせんキャベツが一緒に乗っかっており、カレーに絡めて食べるとまたこれもうまい!少し濃い目のルーが、キャベツの甘みを含んだ水分と混ざり合って…なんだ金沢カレー、めっちゃうまいぞ!カレーを食べて、こんなにおいしいって思ったのは初めて。どこも平均的にうまいからカレーは。たまたま入ったお店でここまで旨いと感じる事ってそうそうないから、本当にうれしかったなあ!

その後、嬬恋パノラマラインを通って草津の方へ。

このパノラマラインも、絶景でした。

噴煙を上げている浅間山。煙が立ち上っている山を見たのは実は初めて。

止まってしばらく見ていたい気分だったけど、そうもいかず。山頂付近は雪に覆われていて雪化粧。青い空にくっきり浮かび上がっていて、雲と噴煙で見え隠れしている山頂付近。壮大な景色だった。

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ほかにももっといいポイントはあったけど、乗ることが楽しくて(笑)

この方向もキレイですが、この後ろ側もとてもきれい。長野県、群馬県の県境は絶景が多いのかも。なだらかな丘が続きその丘は山まで繋がっていて。そんな景色でした。地形というものがよくわかる場所でした。

 

そのあと、草津をかすめて八ッ場ダムを通る。昔通った時は水が無かった場所に水が溜まっている。そこにあった家屋などはそのままダムの底となってしまっているという。自分が生まれ育った故郷が、ダムの底に沈んでしまうというのはどういう気持ちなんだろうか。そんな簡単に割り切れるわけない。きっとたくさんの方々が辛く悲しい気持ちにさせられたに違いない。それにしてもなみなみ水が溜まっている。でかい、ほんとうに。

そして、山の中へ進路を変え、CB1100の彼のおばあさまのお家へ。とはいうものの、無人の家。このあたりの集落は全て無人。この山一帯にいる人間は、おそらく私と、CBの彼の2人のみ。本当に静か。鳥のさえずりと、沢の音。風の音。自然の音しか聞こえない。お互い声も出すのも憚られるほど、静かだ。ここは彼とたまに訪れる場所。人の家ではあるが、本当に静かで、好きな場所のひとつ。鳥の鳴き声ってこんなにきれいなんだな。

そして我々はというと…どこかに座ろうかなとも思ったんだけど、座ったら帰れないかもしれないとお互いどこか心の中で思っていたらしく、30分ぐらい立ち話で休憩する。ギリギリはいる電波でマップを検索。17号で帰ることになり、途中太田あたりで別れることになりそうだ。

この後は順調に進んでいき、お互い無事に帰宅となる。

 

 


 今回のツーリング、走行ルート、景色、食事、すべて満足のいくものだった。

 

隼といっしょに行けなかったのは残念だったが、また近いうちに回ってみたいルートの1つ。

こんな風に充実感を得られるツーリングもなかなか無いような気がする。

ぜひまた行きたい。

 

今回も無事に戻ってこれて、バイクも調子を崩すことなく頑張ってくれた!

また一緒に走りに行こう。