大型自動二輪教習 2段階目 最終
教習最終日。
私が通っている教習所は試験コースが2通りあり、1コース、2コースどちらになるか当日決まる。なので、両方覚えなければなりません。
コース図はあらかじめもらってきていて、それを見て、頭で思い浮かべながら覚えていく。教習は午後からでしたので、午前中、コース図を見ながら覚えていく。
が、なかなかうまくかず、片方を覚えるともう片方が抜けたりして、なかなか捗らず。
困ったなーと思いながら教習所へ。
再度コース図を見返し確認する。なんでしょう。大丈夫な気がする。
半分あきらめにも感じ取れるこの自信・・・開き直って教習に臨む。
本日の教官はF教官。しかもマンツーマン!
この教官は、以前エンジンの回転数を耳で感じろ!と言ってくださった教官。
ほかの教官とは一味違う指導をしてくださる教官。
今回の教習時間、好きに走っていいよと。1コース、2コース、それぞれ数週ずつ走り、そのあとは課題をひたすら・・・・。
コース、とても不安でったが実際に走ってみると何とかなった。
一番最初に曲がるポイントが、それぞれ別で、そこから組み立てて覚えるようにしたことが功を奏したのか・・・。いずれにしても、一安心。
コースは2周ずつ交互に走り、その後は坂道、踏切、波状路、急制動、スラローム、一本橋・・・・延々と、時間が来るまでひたすらに。
ここで急制動でご指摘を頂く。
『セカンドで素早く加速して43キロまで持っていって。
サードで加速だとダメ。パイロン通過の時に丁度40キロになる等に。
開け続けて、ブレーキではなく、開けて、戻して惰性で40でパイロン通過、でブレーキ。』
確かに1-2-3速まで加速し続けていた。なので、次からは1-2速間で45ぐらいまで持って行き、3速は微開、そこからブレーキ。成功率7割ぐらいでしたが、まあ大丈夫かな。
この時間はかなり濃いものとなった気がする・・・。
1本橋も落ちたのは1回。9割は成功。
F教官、ありがとうございました。
ここで教習終了時間となる。
『この調子で検定受ければ大丈夫だよ!安心して。』
心強いお言葉!!
本日はもう1時間あり、今度は別の教官。
初めての教官だ・・・。F教官じゃねーんだ。残念。
でもF教官、別の教習生教えてんだな・・。
この時間も前の時間と同じようにコースを回り、課題となる。
今回は、常に後ろからついてくる・・・・検定さながらだ。
今回はタイムを測られるらしい!!
一本橋、急制動は結果がみられるので良いとして、波状路、スラロームは計測器が無い為、いままでやってきたタイムが果たして通用するものなのかどうなのか、まったくわからず。
計測の結果、問題ないとのこと!
これには安心した・・・。ほんとうに。
そして、また課題の走り込み・・・。
先ほどの教習時にF教官から言われた急制動。意識して走行してみる。線のだいぶ手前で止まれるようになった。そしたら、遠くからF教官が見ていてくれました。気付かないだけで、もしかしたらずっと見られていたのかもしれない。
そんな驚きがありつつ、教習のすべての課程が修了した。
最後に担当してくださった教官から、
『1本橋、9.1秒だろうが9.9秒だろうが、点数かわらないからね。ある程度のタイムで渡りきることが重要ですよ。』
と。なるほど。今までの教官たちの話に合点がいった。
そして、F教官がおもむろに近づいてくる。
『わんぱくさんは、バイク何買うの??』
『XJR1300を考えています』
『こんな会話が始まり、色は紺のストロボカラーってのがあるんだけどさ・・・あれがいいよ、あれが一番ヤマハらしいと思うんだよな。』と。
私がそのカラーが好きで、それをたまたま見つけて購入することを伝えると、嬉しそうな表情を浮かべてくれた。普段はとんでもなく無愛想なので、驚いた。
大丈夫だからしっかりな!と、励ましの言葉を頂いた。
そのまま本館へ出向き、検定の申し込みを行う。
何と、次の日曜が休校らしく、再来週に。2週間空いてしまう。
だ・・・大丈夫だろうか・・・。
残すところ、検定のみ。
今日のお話はここまで。