ついに納車!XJR1300!ずどん!
令和2年。1月24日。昼過ぎにバイク屋から電話が。
遂に、遂に来ました。納車のお知らせ!
いつでも大丈夫です!と。お待たせしました!と。
遂に。念願の。
大型バイクのオーナーとなる。
あの空冷のキャブマシン。青いマシン。
XJR1300!
マジェスティを修理に出したあの店で紹介されたそれは、ドストライクだった。一目惚れ。
それが、正式注文から約2ヶ月の時を経て、やっと乗れることになった。
もうさっさと寝てしまって明日へワープしたい(笑)
仕事を終え家に帰り、以外にも普段と変わらぬ感じで寝床へ。
明けて1月25日。とうとう納車の日を迎えた。朝イチで出かけるのかなー?なんて思っていたが、なんでしょ?緊張?ただの怠け?昼ごろ出発する。
向かうはバイク屋。マジェスティとのラストラン。
オイル交換して、添加剤入れて、こんなにスムーズにエンジン回るんだ…なんて今更ながら感動しつつお店は到着。あの振動が感じられないのは少しさみしい気もした。
店の前には、ピカピカなブルーが、生憎の曇り空の下、佇んでいた。
マジェスティから降りるなり、店長がすっ飛んできてお待たせして申し訳ないとお詫びを言われてしまう。結局、腰上のオーバーホールとなったそう。タイヤも新品。変なワックスなど落としてくれていて、心遣いを感じた。
キャブ車の扱い方を一通り教わり、店内へ。チョークとか、人生初。前のスクーターはオートチョークだったからね。
残金と、今までお世話になったマジェスティをキーを渡す。
今思えば、あのマジェスティはfj が燃えて、辛かったときに俺を遊びに連れて行ってくれた、精神的にとても助けてもらったマシン。感謝しかない。のに、特にお別れの儀もせず、すぐにXJR1300の元へ。薄情だな…とマジェスティに思われたに違いない(笑)
そこへ、XJR1300を仕上げてくれたであろう、あの兄ちゃんが来てくれた。
試運転してくれたみたいで、ニコニコしながら絶好調ですよ!と。俺まで嬉しくなるような笑顔だった。納車に花を添えられた感じがした。
こっちが早く乗りたいと思ってくれたのか、そそくさと去ってしまった。
さあ、エンジンかけるぞ。
YAMAHA音叉マークのついたキーを差し込み、イグニッションON。視認性の良い二眼メーターの針が回って戻る。
スタータースイッチを押した。
キュキュキュ・・・
ずどんっ!!!
ガウガウガウガウ…!!
すげぇ。この鼓動。
軽くアクセルを捻ると、ブンッ!と、なんとも歯切れの良い音。
この感じ。この感じを所有したかったんだ。
今日のお話はここまで。