Wanpaku Magma's Blog

愛車と写真。たまに仕事の事を綴ります。

昭和倶楽部なるたこ焼き屋さん

2.16

お休みだったその日。天気も良くバイク日和だったため、バイクに乗ると決めてはいたものの、行先が決まらず、当日朝を迎えた。

この日は朝から梅沢富美男が夢に登場して爆笑させられるという内容。夢の中で爆笑しているときって、その時寝ている本人は実際に笑っているのだろうか(笑)寝てると思って、いきなり爆笑しだしたりしたら不気味だね。

 

さて、天気もいい。どこにいこうか。山沿いは凍結と塩カルがあるからダメ。都内は混んでる。

アクアラインでも通って木更津あたりにでもいってみようかな。たこ焼き食いたかったんだよな。たこ焼き食って、海鮮丼かな!ということでグーグルマップ。アクアライン渡って、君津あたりにあるたこ焼き屋へ行ってみよう!

地元から高速。やっぱ平日昼間ってクルマ多いね。首都高に入ってさらに多い。山手トンネル入ろうとしたら渋滞。中も渋滞。うわ。排気ガスまみれ。湾岸にでてもまあまあ渋滞。アクララインも最初は渋滞。海ほたるに立ち寄り、唐揚げをおやつにつまむ。海ほたるには数台のバイクが止まっていた。海ほたるから先は快適。

高速を降りて一般道へ。たこ焼き屋を目指す。店の名前はよく見ていなかったので不明だけど、交差点の角にあるみたい。徐々に目的地が近づいてきた。交差点を右折、その角に店があるはず。ん??あれか?喫茶店?居酒屋???バー??とりあえずバイクを駐車場と思われる場所に停めて店の前まで来てみる。予想と違う(笑)が、とりあえずは行ってみる。完全に喫茶店。昔ながらの。カフェじゃない、喫茶店。店の中は、昭和のレコードが壁にあったり、ラジカセが置いてあったり、CDウォークマンが置いてあったり、漫画はビーバップハイスクール・・・・。え??と思ったが店の中はたこ焼きのあの油のにおいがするから大丈夫っぽい。店員と思しきおっさんに注文。ソースたこ焼き1こ。時間がかかるといわれ店の中でも食えるみたいなので待たせてもらう。店の中は昭和のアイテムでいっぱいだった。

松田聖子やらのポスター、あぶない刑事のポスター、ビーバップハイスクールのポスター、キャロルのポスター。柴田恭兵舘ひろし浅野温子仲村トオル矢沢永吉・・・。みんな若い。あの頃、ブラウン管のテレビで見た人たち。

カウンター正面には、トップガンのサントラレコードが。

ここは・・・と思っていたら、たこ焼きを焼いている店主と思われる人から座ってもらって大丈夫ですよと、声をかけられたが、きょろきょろしている様子を察して、あ、見ててもらっても大丈夫ですよwと、気さくな感じだ。

ほどなくして、出来上がり、とても丁寧に焼き上げてくれていると伺えるたこ焼きが登場。おお。焼きたて、まん丸パンパンだよ!ソースの香りと鰹節の香りと油のにおいが混ざって、ザ、たこ焼き!

1つ食うのにフーフーしてアツアツを頂く。

店主が奥から出てきて、お、俺と体型が似てる。。。眼鏡まで。。。外見の共通点が多くて親近感がわいた(笑)

どこからきたんですか?など会話が進んでいく。こっちは不思議な店づくりで聞きたいことだらけだ(笑)話していくと、年齢が一回り上で、去年の8月にここをオープンさせて、隣で床屋を営んでいる。で、独身でずっと実家暮らし。断捨離をしないままこの年齢まできてしまって、昭和スタイルのお店を思いついたそう。

外見、独身、実家、共通点が多すぎる(笑)色々話していて、結局3時間ぐらい滞在してしまう…。迷惑じゃなかっただろかと、今になって心配になっている…。これからどこにいくのかすら決めていない、ただの散歩のような今日のツーリング。このまま帰るのか聞かれて、どうしようか決めてない旨を伝えると、富津岬でも行ってみたらと提案していただき、行ってみることに。ごちそうさま、楽しかったこと、また来ることを伝えて店をでる。出発の準備をしていると、店主が来てくれて、道の説明をしてくれて、見送ってくれた。いい出会いだったな。バイクに乗って、知らない土地にに行って、知らない人と話をする。今のこのご時世だと、それはなかなか難しいけど、いいものはいい。こういう出来事はおそらくしばらく忘れないであろう思い出で、また行きたいなって思わせてくれる。一回り年上で、その年齢で新しいことにチャレンジするその精神。尊敬に値するし、きっとまだまだいろいろな話を聞けるはずだよ。こういう全く知らない人から刺激を受けるっていうのはとても貴重なこと。大切にしたい。

 

この後は軽く富津岬へ行って、帰りは舘山道、首都高と軽い渋滞に巻き込まれながら、途中小雨に降られて帰宅。

 

充実したソロツーだった。